JEDA NEWS 2008年1月
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日本アイラッシュデザイナーズ協会がこだわるアイラッシュデザインとは?

News Detail


日本アイラッシュデザイナーズ協会会員各位

平成20年2月21日、東京都生活文化スポーツ局消費生活部より、近年のまつ毛エクステンション(以下、「まつ毛エクステ」という。)の流行に合わせて、全国の消費者生活センター等に寄せられる危害に関する相談件数は増加しており、それを防止するために対策を講じる必要があるとの要望を頂きました。

当協会では、皆様に常々お伝えしておりますように、「正しい知識」と「質の高い技術と製品」こそが、まつ毛エクステによる消費者の方への安心安全なサービスをご提供できると考え、各会員に周知してまいります。

まつ毛エクステによる危害状況

つけまつ毛及びまつ毛エクステによる相談件数
相談内容 2007年 2006年 2005年 2004年以降 合計
エクステンション用の薬品(接着剤等)によるかぶれ、腫れ、目の充血、アレルギー反応 15
エクステンション用の薬品(接着剤等)が目に入り、眼球が傷んだ、傷が付いた 14
エクステンションによりまつ毛が抜け落ちてしまった
眼球にエクステンション用のまつ毛が刺さり、眼球に傷が付く、角膜びらん
合計 18 36

※表1:PIO―NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)より 平成19年12月末現在

危害概要(東京都受付6件分)

  1. 施術を受けてすぐに充血した。診察の結果、接着剤が原因と判明した。
  2. 接着剤が目に入り、角膜炎とドライアイになった。
  3. 施術を受け結膜炎のように目が赤くなり腫れた。(他に同様事例2件)
  4. 施術を受けたが、まぶたが痛みまつ毛の半分が損傷を受けた。

表1のように、全国の消費者生活センターへの危害の相談は年々増加する傾向にあります。
増加の大きな原因として、以下の2点が挙げられます。

  1. まつ毛エクステは法規制がなく誰でも行うことができるため店舗数が急増し、それに伴い、施術水準の低い店舗が増加していること。
  2. まつ毛エクステに使用される接着剤は、配合成分に関する表示に法的義務がないため成分不明のものがあり、目に入った場合やアレルギーに対する対応がされてないこと。

<再度以下の内容を徹底するよう心がけて下さい>

1.施術前の説明は時間をかけて丁寧に。
  • 初めてのお客様には質問することも苦手な方もいらっしゃいます。お客様が心配なさらないように、質問がない場合でも丁寧な説明をお願いします。
  • 使用するグルーの説明も必ず行なって下さい。又、万が一、目に異常を感じたときなどの対処方法は、説明用紙などで渡すなどの配慮が大切です。
  • これからは花粉症の季節です。その時々の体調も考慮した説明、相談を心がけて下さい。
  • スクールや試験で非常に重要視している「まつ毛の健康」。お客様の要望にできるだけ応えるのは必要ですが、お客様にご理解頂いた上で、本数や使用するグルーの決定を行うようにお願いします。
2.清潔感を大切に。
  • 目は身体の中でも非常に敏感な場所です。施術時のエプロンやマスクは当然の事、徹底した掃除を心がけて、清潔な状態で施術を行うようにして下さい。
  • 施術用ピンセットは、使用前後、必ず消毒を行うようにして下さい。
  • 花粉症の時期ということもありますので、例えば空気清浄機などを設置することも効果的です。
3.アフターケアの重要性。
  • お客様に健康なまつ毛でいて頂くには、施術後のアフターケアが大切です。施術後に、再度お客様の質問を受ける時間を設けたり、電話で施術後の経過を確認する事も、お客様に正しいまつ毛エクステの楽しみ方を知って頂くお手伝いと言えます。

当協会では、定期的に講習を開催しており、協会員様、認定サロン様向けに、技術水準の保持、安全な商材と知識の提供を行ってまいります。

講習情報は、当WebサイトのNewsページよりご覧頂けます。

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